どうも、大学では、体育会ラグビー部に所属し、4年生の残り半年というところで退部しようと考えていた、
ミニマリストラガーマンの篠田です。
大学4年間部活を続けましたが、やめたかったらやめていいと思っています。
僕は、辛い精神状態を隠し続け、負のスパイラルを起こし、メンタルが壊れました。
部活をやめたいのは、部活で辛い精神状態を隠すことが原因で生まれる思考だと思うのです。
1番辛かったのは、1年生の時期でもなく、4年生の残りの半年間でした。
僕がどのように悩み、今その状況に置かれたら、どんなことをするか、
また、監督やスタッフにしてほしかったことを
選手目線の体験を記事にしていきたいと思います。
やる気がない中、部活を続けると周りから圧を受ける。
試合メンバーにも入れず、チームに必要とされている立ち位置も見つからない。
そんな時、この部活に所属していいる意味を考え出して、自分の才能の無さ、努力の甘さ、覚悟の弱さなどに気付かされ、
無気力になってしまうことが多々ありました。
無気力でもなんとなく周りに流されて練習をしていると、その気持ちは周囲に気付かれるもので、
「やる気がないなら出ていけ。」「お前の態度が周りの選手にとって害だ。」など、コーチや監督に言われました。
試合メンバーとして活躍するという目標がほぼ無理な状況に追い込まれたとしても、
雰囲気が崩れないように、チーム目標のためを思い、部活を続けているのに、
この言葉は、辛辣でした。
「やる気は、自分で用意しろ。」が当然の部活動についていくのはしんどいし、
勝ち残れるのは、全国1チームだけです。
理屈や確率で考えてると、死にます。(笑)
ついていけない精神状態にあると感じたなら、何かしらの救助措置をスタッフ陣は考えておくべきだと思います。
競争が激しいチームの選手は、辛い精神状態であっても、その精神状態を隠します。
救済処置が無い部活動に関しては、一番大切な存在である、「部員」をおろそかに扱っていることとなるので、
退部した部員が出始めたら、一気に崩れていくようになると思います。
無気力で続けることが、負の連鎖を生みメンタルを破壊する。
やる気がない中、必死にグランドの中で、やる気のある選手に食らいついていくことは、いつも以上にメンタルが擦り減ります。
無気力にさいなまれていた僕にとって、
「お前の態度が周りの選手にとって害だ。」という監督からの言葉は退部を考えるきっかけとなりました。
この言葉をきっかけに、選手としての評価は、これまで積み上げてきたものを無とし最底辺まで落とされ、
選手としても、人としても、だらしない信用のおけない奴という部内での評価を受けることとなりました。
こうなってしまったら、プライドも立場もありません。
痛い4年生。そう感じていました。
無気力な気持ちが、一瞬でこれまでの積み上げを無にし、辛い状況に追い込む種となる
負の連鎖を生みだした環境になってから初めて、スタッフ陣が、
どうやら篠田の精神状態が普通じゃないらしいと気付いて、
何かしらのアクションを取ろうとするのです。
周囲の対応は、手遅れになってから
負の連鎖が始まり、最悪の状況になってからになって初めて、
周囲は、「どうやら篠田の精神状態が良くないらしい。」と気が付くのです。
僕にとって評価が最低まで落ちた原因は、無気力が先で、パフォーマンスが下がったのに、
パフォーマンスが落ちたから、無気力になったと思われました。
僕は、チームになるべく迷惑をかけたくない、こんな精神状態でいるのは、自分だけ、自分が変だ、
悪いことを考えているのだと思い込んでいたので、隠し続けました。
同期や、スタッフが辛いなら相談乗るよって言ってくれたのは、
精神状態が回復し始めて、モチベーションが上がり始めた時期だったのです。
「周りが気付いてくれるのを待っていたら、手遅れになってからしか、助けの手は差し伸べられません。」
なのでこの記事を見つけて読んでくれている人には、
どうか手遅れの状況になる前に、
親、友達、チームの同期など、誰でもいいので、言葉にして相談してください。
隠さずに、言葉にして伝えるだけで、精神状態は少し回復して、最悪な状況に追い込まれることを防ぐことができます。
すでに負の連鎖が起こってしまった人へ
負の連鎖が起こって始めて、どうにかしたい、部活をやめたいと思う人がほとんどだと思います。
そういった人にアドバイスをさせていただくとしたら、
無気力でこなしているだけでも、部外の人たちからの信頼感を得ることができていることに気付いて欲しいです。
就職活動では、体育会部活動の経験をきっかけに、内定を頂けることとなりましたし、
応援してくれている家族や、友達は、あなたが試合にでて活躍できなかったとしても、その組織に所属し、
活動しているだけでも、十分すぎるくらい凄いことをしていると、思ってくれているのです。
なので、続けることだけでも、引退し、社会に出た後、信頼を得れる経歴となります。
手放すことは簡単ですが、10年後には、部内での評価など、
エース級の選手を除いては、どんぐりの背比べです。(笑)
これを読んで、それ以上に辛い、やめたいと考えているなら、
部活を続けることは、時間の無駄でしかなく、「あなたにとって部活は害」です。
続けたからといって、人生がいきなり好転することもないし、結局自己満足でしかありません。
勇気を出して、退部に踏み切ってください、
僕は、辛くても、退部する勇気がなく、自分の感情を優先できなかっただけです。
最後まで、応援してくれている家族や、就職先、関係者の期待に縛られていたため、
退部まではしなかっただけでした。
まとめ
部活を続けることが辛くて悩んでいた自分に向けて、こんな記事があったら嬉しかったかなと考えながら書いてみました。
この記事を読んで、少しでも気持ちが楽になってくれたら嬉しいです。
最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。