大学ラグビー、メンバー外が辛い事。

挫折

どうも、ミニマリストラガーマンの篠田です。

明治大の体育会ラグビー部に4年間、選手として活動していた僕が、メンバー外として過ごした体験を書こうと思います。

チームの中心になれなかった選手の意見なので、捻くれていてダサく、自分に甘い人間であることは承知の上です。

でも僕は、輝くチームの存在があるのは下で支えるメンバーがいるんだという事を発信していきたいのです。

これから大学の体育会ラグビー部に入部したいと考えている選手や昔僕と同じような経験をした人達に読んでいただけたら嬉しいです。

それでは行きましょう!

毎日の練習が辛すぎる。

これはもう、体育会ラグビー部に入部した時点で覚悟しなければいけない事です。(笑)

ラグビーの練習は四季によって内容が大きく変わっていくので、春、夏、秋、冬でメンバー外はどのような辛さがあるのか紹介していけたらと思います。


春は、ひたすら筋トレと走力を伸ばす肉体改造期間


ラグビーの練習は、基礎的なことしかせず、筋トレして、走り込みという毎日でした。
メニューがとってもハードなのですが、体を当てる練習が少ないので、怪我が一番少ない期間だと思います。

この期間のトレーニングは、頑張った分だけ、結果として現れるので、
強くなっているというモチベーションの面ではいいですが、肉体面では毎日体を追い込むので辛いです。(笑)

筋トレの数値が一番伸びた人に表彰があったり、筋肉量、体脂肪量ランキングなど開催され、
選手たちのやる気を高めようとしてくれていました。

この期間には、しっかり自主練をする選手が伸びます。時間をかけた分だけ成長できるのです。

ラグビープレイヤーとしての才能が無くても、この期間であれば輝くことができます。

夏は、個人が目立つためのラグビー

春作り上げた体を使って、チームプレーというより、個人プレー、個でどれだけ目立てるかが大事になってくる期間です。

ちなみに僕は夏のこの期間が一番嫌いです。(笑)
夏の強烈な日差しの中、個人プレーで周囲と闘うなんて辛い、、、
去年はこの期間を「サバイブ」と呼んでいて、試合メンバーに食い込むために全員でサバイバルするような気持で日々を過ごそうという部のテーマがありました。

僕は、思い出すと4年間、2軍くらいにいても、夏に4軍まで落とされてました。(笑)
去年も監督に、練習態度が悪いと怒られました、、、

自分では必死にサバイブしているつもりでしたが、辛さに負けて
戦死してましたね。。。。

マジでもう二度とこの四年間のような夏は、過ごしたくありません。
練習中吐いても、すぐにグランドに戻れと言われるのは当たり前です。
みんなで乗り越えた夏、本当に頑張ったって今自分のことを褒めれます。(笑)

秋は、チームプレーを特訓

秋は、夏に個人の力を見極められ、それぞれ割り振られたチームで練習していく期間となります。

この時期から1軍から4軍が明確に分けられていくようになり、
1、2軍は冬の公式戦に向けたより実践的なチームプレーの練習になり、
3、4軍は、基礎能力が低いとされ、春のような基礎トレ、走力アップのトレーニング、それにプラスしてチームプレーの練習と、3、4軍の辛い時期がやってきます。

僕は、毎年4軍からのスタートだったので、自分の実力の無さ、不甲斐なさ、監督コーチ陣の評価に不満を持ちながらこの秋期間を過ごしていました。(笑)

練習メニューにチーム内での格差が生まれると、実力が違うということが分かっていても不満を持ち、
どうして、俺たちはこんなにきついメニューなのに上のチームは、強度が低い練習をしているんだ、、、ずっとそんな気持ちです。
その悔しさから、練習への取り組み方を変えようって考えるようになりました。

ですが、この時期、ラグビーの実戦形式の練習が増えていくのと同時に怪我人も増加していきます。


腐らずに頑張っていれば、上のチームのメンバーが怪我をして下のチームにいたとしても急に上のチームにいくことになったりするので、下のチームにいる人は、心の準備だけはしておきましょう(笑)

4年生で、この期間4軍にいた時に、沢山の下級生と触れ合う機会が貰え、部での繋がりが広がったことが今振り返るとよかったことかなって思います。

冬は、試合メンバーになったらスター、なれなかったら奴隷

この時期、学年が上がっていくにつれてメンバー外にいると精神的に辛くなります。

1.2年の頃は、だいたいみんな下のチームで試合メンバーに入れなくてもしょうがないかなって思うのですが、

3.4年になると、同期や後輩が試合メンバーとして活躍し始めます。

俺にもできるのに、もう少し運がよかったら、、、、

僕は、悔しすぎて同じポジションの選手に応援する言葉をかけることはできませんでした。

今では、もう少し寛大な心を持ち誰が試合に出ていても関係ない、最高のメンバーを応援しようと思うのですが、

実際にメンバー争いの中にいたら、そんな余裕を持つことはできませんでした。

この時期は、下のメンバーであっても練習試合が開催され練習も試合形式ばかりとなるのでラグビーというスポーツを1番上楽しめる期間であることも確かです。

ですが、それ以上にメンタルが辛かった(笑)

まとめ

毎年四季でだいたいこんな感じの流れになっています。

去年はコロナで少し例外的な流れとはなりました。

コロナの影響でこの練習状況プラスして、外出禁止という部のルールまであるのでストレスの発散しようがない地獄のような生活を送りました。

4年間終わってしまえば、辛かった分、自分のことを誇れるようになるとは思えますが、自分が活躍することができない悔しさが大きすぎました。

そして、その悔しさは競争をしていく中での大きなエネルギーとはなりましたが、大きな苦痛を感じる原因と表裏一体なものでした。

4年間選手でプレーし続ける限り、この気持ちから解放されませんでした。

最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。

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